腰痛の種類はこの4つだけ!
こんにちは❢
西海です。
今日は腰痛の種類についてお話していきます。
ブログのタイトルにも書いたように腰痛の種類は4つだけです。
なぜ腰痛の分類の話をするのかと言うと、種類によっては治療法やセルフケアも違ってくるので自分がどのタイプの腰痛なのかを理解しておかなければ、間違った治療法を選択してしまい、それで改善していないのかもしれません。
患者さん自身もどのタイプの
腰痛なのかを理解しておくと、今受けている治療やセルフケアにも納得がいくのではないでしょうか?
それでは早速、腰痛の種類ですが
・椎間関節性腰痛
腰の関節が痛みの原因
股関節の前側や背中が硬くなると腰の関節に負担がかかり出現する。腹筋が上手く働かなくなっている方にも多い。
座っていて立ち上がる時や前屈みの姿勢から体を起こす際に痛みが出やすい。
悪化すると腰椎すべり症、分離症、脊柱管狭窄症を発症する可能性がある。
・仙腸関節性腰痛
骨盤の関節が痛みの原因
産後や姿勢不良、骨盤の歪みから出現する。骨盤のズレによる問題なのか、骨盤回りの筋力低下が問題なのか検査する必要がある。
骨盤のところがピンポイントで痛みを感じる。
長時間座っていたり、立っていると痛む。
しゃがんで作業していても痛むことがある。
・椎間板性腰痛
椎間板の炎症が原因
デスクワークや猫背の方に多い。
股関節の後ろ側や背中が硬くなると股関節を曲げる、背中を曲げる事が出来なくなり、結果的に腰で曲げることが多くなり、椎間板と呼ばれる腰のクッションに負荷がかかる。
座っているのが辛く、立っていると楽になる。
朝起きた際に痛みが強い。
咳やくしゃみでも痛む。
悪化すると椎間板ヘルニアを発症する可能性がある。
・筋筋膜性腰痛
筋、筋膜の柔軟性低下が原因
体幹や股関節のインナーマッスルの筋力が弱かったり、猫背の方に多い。
肉体労働者の方、スポーツをされている方などにも多い。
一般的に皆さんが良く言う、「腰が張っている、腰が重ダルい」と感じるのがこの腰痛。
この4種類に分けられます。
腰痛のタイプにより原因も様々であり治療法も違ってきます。
どこを痛めているのかを明確にすることにより、どんな負担がかかっているのか?どんな治療をしたらいいのか?どんなセルフケアを指導しなければならないのか?
を的確に選択することが出来、痛みの改善が早くなります。
当院は検査によりあなたの腰痛がどのタイプなのかを見極めて適切に治療を行っていきます。
もし中々改善しない腰痛でお困りでしたらご相談ください!
補足
この4種類というのは病院でレントゲンやMRI検査などしてもどこも異常がない非特異的腰痛と呼ばれるものです。病院では原因不明と言われる腰痛です。
皆さんが良く聞いたことがある、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などの原因がはっきりしているものは特異的腰痛と呼ばれ、今回は除いています。