脊柱管狭窄症はなぜ歩けなくなるのか?その4
脊柱管狭窄症はなぜ歩けなくなるのか?その4
2022.07.20
こんばんは!
西海です。
今日も脊柱管狭窄症についてお話いたします。
脊柱管狭窄症の歩きにくくなる要因に足の問題があります。
以前のブログで脊柱管狭窄症の方は歩く時の蹴りだしの際に股関節が伸びないと腰で反る動きが生まれるとお話ししました。
この蹴りだしの際に足の機能が落ちると地面を蹴る力が弱くなるために股関節で足を持ち上げて前に進みます。
この時に働く筋肉が腸腰筋と呼ばれる筋肉で、この筋肉が過剰に働くと腰を反る方向へのストレスが増加します。
このようにして脊柱管狭窄症は増悪していきます。
では足の機能とはどういう事でしょう?
この機能とは足の指がしっかり伸びてくれることです。
反り腰や以前話したスウェイバックの方は重心が前にかかりやすいので指に力が入り曲がった状態で固まってしまいます。
このような方は指がしっかり伸びないので地面を蹴る事が出来ず、股関節の腸腰筋が過剰に働き狭窄症へと繋がっていきます。
脊柱管狭窄症は腰だけの問題だけでなく、体全体を診ていかなければ改善しにくい疾患です。
当院ではこのように脊柱管狭窄症でお悩みの方に対して様々な角度からアプローチしていき改善させていきます。
もし中々改善しない痛みやシビレがありましたらご相談ください。