立っていると腰が痛い!の原因 その2
こんばんは。
西海です。
今日は昨日に引き続き立っている時の腰痛の原因についてお話ししていきます!
立っている時の腰痛の原因の一つに
骨盤の不安定性があります。
骨盤には仙腸関節と呼ばれる関節があります。
ふ
この関節は上半身と下半身を繋ぐ場所であり、上半身の重みを両方の足に分散するという機能があります。
簡単に言うと上半身を支える土台ですね。
だからこの関節は他の関節と比べても、安定性が重要です。
ここが不安定になると重力がかかってきた時に上手く衝撃を吸収出来ず、ストレスが蓄積していきます。
このようにして立っていると徐々に痛くなってくるのですが
ではどうしたらこの関節が不安定になるのでしょうか?
それには
・骨盤のズレ
・骨盤を支えるおしりやお腹の筋力低下
が原因になります。
まず骨盤ですが、人間は誰しも骨盤が左右対称ではありません。
左右の足を軸足と利き足と使い分けていますので必然的に骨盤も左右非対称になるのですが
その際に立ち方などの偏りによって元々の左右差と合わさって骨盤が不安定になってしまう場合があります。(Form Closureと言います。)
例えば内股のような姿勢で立っていると足が内側に捻れていくのですが、骨盤も一緒引っ張られてしまい関節にストレスをかけてしまいます。
このように関節の位置がズレる事により、不安定な状態ななってしまいます。
次に筋肉ですが
お腹、お尻、骨盤のインナーマッスルたちが働く事で骨盤を安定化させているのですが
例えば妊娠や体の歪み、姿勢の悪さなどで一度、骨盤周囲の筋肉が働きにくくなると周りのアウターマッスル達が過剰に働いてしまいます。
仙腸関節の安定性には腹横筋と呼ばれる筋肉の収縮が必要不可欠なのですが、思うように使えず、しかし体は支えないといけないので結果的にお尻周りなどが過剰に働いて骨盤を支えます。
そうした結果腰痛が出てしまうのです。
このように骨盤の不安定性から来る腰痛は当院の得意な症状なのでもしこのような症状でお悩みでしたら一度ご相談ください!