立っていると腰が痛い!の原因 その3
こんばんは。
西海です。
今日も立っていると時に腰が痛い原因についてお話ししていきます。
立っている時に腰が痛い原因の一つに姿勢の乱れがあります。
姿勢の乱れには
・反り腰
・円背
・スウェイバック
など様々な乱れがあります。
まず反り腰ですが
図のように腰の筋肉や関節が圧縮されるようなストレスがかかり腰が痛くなります。
これはスウェイバックも同じようなストレスがかかって腰に痛みが出てきます。
このような腰の痛みは腰が伸展と呼ばれる反る動きをすると痛みが強くなります。
そりゃあ反ってる所をさらに反ると腰が痛んでしまいますよね😅
どんな状況かと言うとやはり立っている姿勢です。
この姿勢で重力がかかってくるのでかなり伸展のストレスが大きくなります。
でどちらかと言うと座っている方が楽なようです。
反る動きの反対の腰を丸める動きになるからですね。
(もちろん姿勢が良い人と比べると座っているのも痛みます。)
次の姿勢は円背です。
高齢者の方に多い姿勢ですね。
背中全体が丸まった状態で頭が大きく前に出た状態です。
この時に大事なのは腰の状態です。
先程の反り腰、スウェイバックは腰が反っている状態でしたが
円背は腰が丸まっている状態です。
先程の反り腰のようなストレスはかからないのですがまた違うストレスがかかってきます。
腰は本来、生理的弯曲と呼ばれる少し反った状態が正常な位置になります。
この状態だから腰の多裂筋と呼ばれるインナーマッスルが働き腰を安定させているのですが、
丸まってしまうと多裂筋は働かないので周りの脊柱起立筋と呼ばれるアウターマッスルが過剰に働き腰を支えています。
円背の方は常にこの脊柱起立筋が働きながら、さらに頭が前に倒れているのを支えようとしているので腰には伸張ストレスがかかっています。
伸張ストレスとは腰の筋肉や組織が伸ばされるストレスです。
これも立った際に重力がかかり頭の重みに引っ張られる形で腰の筋肉たちが働くので痛みが出てきます。
このように立っている際の痛みでも様々な原因があります。
もちろんここで紹介した以外にも原因はありますが大まかに多いのがこれらになります。
立っている際に腰の痛みが出る方は自分の姿勢がどうなっているかを確認してみる事がまず大事な事なのかと考えます。
当院ではこのような立っていて腰が痛くなる方になにが原因になっているのかを特定していき、治療にあたっています。
もしあなたがこのような腰痛でお困りでしたら一度ご相談ください。