治りにくい腰痛について
こんにちは。
西海です😀
今日は治りにくい腰痛についてお話していきます。
腰痛には様々な種類があります。
その数だけ様々な治療法もありますが
しかし今日お話しする腰痛は簡単には良くなりません。
症状としては基本的には何をしていても痛みを感じます。
少し歩いただけで腰が痛くなったり、痛みで動きもゆっくりになりますし、日によっては足や肩などにも辛さが拡がります。
痛みが気になり運動なども出来ませんし、趣味なども楽しめません。常に腰への心配で頭がいっぱいになっています。
自分ではどうしたら良いかわからず、常に腰痛の恐怖と共に生活しているような状態になります。
色々な治療を受けてもなかなか改善せず、さらに悩みが深くなり、自分の腰痛は治らないんじゃないかと感じてしまいます。
そしてどんどん腰痛から抜け出せなくなっていく😖
このような状態が何か月か何年も続いてしまう場合もあります。
このような状態では治療家がどれだけ良い技術でアプローチしたとしても何も変わらないかもしれません。
想像するだけでも辛い状況です。
このような時は普通の腰痛治療では良くならないかもしれません。
それはどういうことかと言うと
脳に異常があるかもしれません。
こらは脳の病気というわけではありません。
どういうことかと言うと
腰痛に限った事ではありませんが、痛みが長引いたり、痛みに何度もさらされると痛みを感じとるセンサーが敏感になってしまい、少しの刺激でも反応してしまい痛みを感じてしまうようになります。
梅干を見たら唾液がでてくる感覚と同じ状態ですね😣
このような状態を「中枢感作」と言います。
痛みを感じやすくなってしまっているのでどんなに治療したところでその人の感覚を治す技術などありません。
マッサージや鍼治療、カイロプラクティック、などでも効果は期待できないでしょう。
このような状態の方に中々良くならないからと言って
「あなたの腰痛は重症だから時間がかかります」や
「硬くなった筋肉や姿勢を治しましょう」
などと言っても治らないので余計に患者さんは深い闇に入ってしまいます。
だから我々、治療家も中枢感作の事を考慮して治療に当たらないといけません。
ではどうすればよいのか?
それをまた明日にでもお話していきます😀