健康寿命を伸ばすためには? その2
こんにちは。
西海です。
今日もまた健康寿命についてお話ししていきますね!
高齢者になると円背と呼ばれる姿勢になります。
背中が丸まり、頭が前に膝や股関節が曲がった状態ですね。
では何故円背になっていくのでしょうか?
もちろん人によって理由は様々なのですが、多いパターンとしては背中が丸まるところが多く、そこからか股関節、膝へと拡がっていきます。
では何故背中が丸くなっていくのでしょうか?
理由は4つあります。
1.座る習慣
座ると骨盤が後ろに倒れるのでそこから背骨も全体に丸まってしまいます。
仙骨座りではなく坐骨座りにする事により少し背骨が丸まるのを防ぐ事が出来ます。
2.呼吸機能の低下
腹式呼吸ではなく胸式呼吸がメインだと背中が丸まります
3.猫背からの背筋力低下
猫背で背中が丸いと背筋は常に伸ばされて緊張した状態になります。
そして力が弱くなっていきます。
4.女性は骨粗鬆症からの変形
(女性はホルモンバランスの乱れから骨が弱りやすい、特に閉経後はその傾向が強くなります)
5.畳生活や農作業の影響
あれだけ前屈みが続くと背骨も変形してきてしまいます。
などなど様々な影響で円背になっていきます。
ではどうしていけば良いのか、
答えは簡単ですね!
1.背骨の柔軟性を上げる
まずはしっかり曲げたり、反ったりできるようにしていきます!
2.呼吸機能を改善させる
呼吸が上手くいかないと背骨も固まりやすいのでここはとても重要です。
3.骨盤、股関節がしっかり働いた状態で立つ
ここがしっかり安定しているから猫背にならないように体幹を安定させる事ができます。
これだけではないですがこの3つを意識して整えていくだけでも高齢者の姿勢を防ぐ事が出来ます。
もしあなたが10.20年後の姿勢が心配でしたら今からでも遅くないのでしっかり自分の体を整えていきましょう。