ギックリ腰を繰り返す原因
こんばんは!
西海です🙂
今日はギックリ腰についてお話していきます。
腰痛持ちの方でギックリ腰を経験された方は多いのではないかと思います。
朝起きて顔を洗おうと前屈みになった時に「グキッと」きたり
椅子から立ちあがる際に「ズキッと」電気が走る様な痛みに襲われたり、と様々なきっかけでギックリ腰は発症します。
激痛で動けず、家事や仕事も出来なくなり、1、2週間ほど安静にしていて、やっと普通の状態に戻れる。
そんな辛いギックリ腰ですが、皆さん一度経験するとその後再発を繰り返したりする方も多い様です。
それでは何故、ギックリ腰は再発を繰り返すのでしょう?
様々な要因が影響しますが、当院では次の事に注目して診ています。
①股関節、脊柱の使い方
②腹筋の出力低下(筋力低下ではない)
③呼吸の仕方
これらの要因がギックリ腰の再発に影響している事が多いです。
今日は腹筋の出力低下について詳しく説明していきますね😊
これらの要因の②.③については以前のブログ「慢性腰痛の原因」でもお話したように腰に負担をかける要因になってきます。
良ければ以前のブログも参考にしてくださいね!
それでは話しを続けます。
腹筋の出力低下とは内臓機能の低下、精神的なストレスなどにより発生する場合があります。
腹筋の出力が低下すると例えば椅子から立ちあがる、前に屈むといった動作時に腹筋に力が入らず腰ばかりに力が入ってしまいギックリ腰になってしまいます。
この様な場合は、ただ腹筋のトレーニングをした所で筋力の問題ではなく出力の問題なので意味がありません。
スポーツ選手などで腹筋や体幹が強い人でもギックリ腰になってしまう人もいるようですしね。
腹筋の出力低下とは腹筋のスイッチが入ってないと考えてもらえるとわかりやすいですね☝
この様な場合はトレーニングではなく腹筋を意識するエクササイズを患者さん自身に理解してもらいながら学んで頂く事と食生活や生活習慣、自律神経を整えたりしていく必要があります。
この様にギックリ腰の背景は中々複雑で簡単に良くなるものではありません。
セルフケアだけではギックリ腰の負の連鎖から抜け出せない方も多いようです。
当院ではギックリ腰を繰り返す方の原因を探していき、患者さんにも理解をしてもらいながら再発しない身体作りのサポートをさせて頂いております。
もしこの様な状態でお困りでしたら一度ご相談ください。